企業名をPRするために名入れボールペンを配り、少しでも多くの人に使ってもらえるようにすることは有意義なことで、多くの企業でも採用されています。専門業者も存在するので製造も難しくはなく、インターネットで簡単に注文もでき、在庫が切れた際の追加発注だって簡単に行えます。だからこそ、こうした名入れボールペンを作る際には気を付けるべきこともあります。基本が名刺代わりのような企業名告知を目的をしていることにより、名前の文字がいかに人目につきやすいか、デザインそのものにどれだけインパクトがあるかに気持ちが行きそうになります。

ですが、やはりボールペンというのは日常的に使用する道具でもあります。そのために必要となるのは、なんといっても使いやすさ。ペンとして書きやすく、更には長時間の書類仕事をしていても手が疲れにくいなどのグリップ面での勝手の良さがどうしても求められることになります。企業の名入れをしている以上は、そのボールペンの使い心地にも一定の責任を持つ形になることは否めません。

せっかく自分の会社の名前が入っていても、そのボールペン自体が使いづらく、使う人にイライラさせてしまうようなことがあれば、かえって企業名に悪い印象を持たれてしまう可能性だってありえます。だからこそ、安く作れるものだと言っても名を刻むペン選びはしっかり行う必要があります。たとえ安くても使い心地のいい良質なペンは存在するので、サンプルを手に取れる環境にあるのなら、一度自分で使ってみて手に馴染むと感じるものを選ぶことが重要です。