名入れのボールペンは贈答品にされることも多いです。高級品であればそれこそ一生愛用したいと思える製品も数多くありますし、名入れということで愛着も湧きます。ボールペンのような筆記具は誰もが日常的に利用すると思われ、嗜好品とか趣味の品物などのように好みが強く分かれるようなものではありませんし、物を書くのは勉学とか実直さや真面目さを表しているといえますから、贈る側の気持ちをこめる意味でも適切です。ただ、このように申し分のない贈り物に感じられる名入れボールペンであっても、場合によってはタブーというか不適切と思われてしまうこともありますので、念のため注意はしておきましょう。

それは自分よりも目上の人に対して贈る場合です。上に書いたように勉学などをある意味で象徴することから、目下の人に対しては激励とか応援といった感じに受け止められる内容であっても、目上の人に対しては失礼に当たる可能性があります。今の時点ではちょっと実直さとか真面目さの点であなたにはまだ改善の余地があると考えるから、この名入れボールペンを贈るのでこれを日常的に使って常に意識してもらい、今後はもっと精進することを期待しますよ、というように失礼というか不遜な奴と思われてしまう可能性がありますので、気をつけないといけません。もちろん、そんな偏ったというか穿った見方をする人ばかりとも思えませんし、率直に贈る理由を併せて伝えることで何の問題もないこともあります。

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